とある中学生の自転車日誌

当ブログにようこそ。主に自転車などのメンテナンスなどをご紹介できればと思います。

日記2 2016.11.27

早速サボってしまった日記シリーズ...

というわけで、こんばんは。大阪は寒くなってきてそろそろ車をお持ちの方はスタッドレスタイヤに履き替えるとは思います。スタッドレスタイヤに履き替えたからって安全というわけではございません。自分のテクニックを過信なさらず、どうぞ安全運転でお過ごしください。

 

とまぁ、前置きは置いておいて、20日午前のD1SL(ストリート・リーガル)の練習走行中のタイヤが外れる事故。21日開催予定だったD1SLは中止となりましたね。本当に残念な事故でした。

 

が、しかし

報道のやり方というのが汚いなという印象を受けました。「暴走行為だ」とか「こんな事をするから事故が起きるんだ」「違法改造だ!」などと言った少々筋違いな報道が多い気がします。

まず、D1SLというのを軽くご紹介します。

D1SLと言うのは、国内最高峰の「参加型ドリフト競技」です。D1みたいにカリカリチューンの車を使用するのではなく、車検が通っている、つまり公道を走れることが条件になっています。以下、公式HPからの引用です。

 D1グランプリシリーズは、年々激化する戦いとともにドライバーのテクニックが飛躍的に高まり、車両のチューニング内容も過激に進化。競技性だけでなくエンターテイメントとしても洗練されたカテゴリーとなり、全世界で認められる存在になった。
 しかし、その進化によって競技車両製作には潤沢な資金が必要となり、出場できたとしてもテクニックやチーム力の差で結果を残すのはむずかしくなり、気軽に参加できるカテゴリーではなくなっていった。
 この問題に対して「国内のドリフト愛好家がもっとD1に参加しやすくなるように…」と、2005年にプレシーズンマッチを開催し、2006年より本格的なシリーズ戦としてはじまったのがD1ストリートリーガルシリーズだ。 車両は"公道走行可能な範囲のチューニング"と定められ、ワンオフパーツや大幅なボディ加工ができないようになっており、チューニング費用の高騰を抑えるとともに、サーキット走行時の車両マナーを向上させる規則となっている。
 発足当初は車検の取得が義務付けられていたが「より低コストで参加しやすく…」というコンセプトのもと、2010年からは公認車検を取得している車両である必要はなくなった。
 そしてその後もシーズンごとにさまざまな規則改訂がおこなわれているが、D1ストリートリーガルシリーズのテーマとして、車両に大きな変更を加えることのないような内容はキープされている。

 

D1 STREET LEGAL Official Website - What's D1 STREET LEGALより引用

 

ここから確認できるように、あくまでもD1SLは車検が通っている車両しか出られないと言う風に規則で決まっています。それを違法改造だなんだって言うってのは筋違いだと思います。(ちなみに、オーディオの取り付けなどが義務化されています)

 

当然のことを言いますが、「何かをする」ということは「それなりのリスク」を大なり小なり負うことになります。アンダーステアが出て壁に突っ込んだり、部品が取れるってことも本来はあってはならないけど、ノーマルで乗っていても部品が取れることだって可能性としては0%ではありません。それを改造してるんだから部品が取れる可能性は同じく0%とはいえませんよね。どういう原因があったのかはまだ明らかにはなっていませんが、恐らく報道では「違法改造だ」の「暴走行為だ」とか言うのは目に見えています。ですがちょっと考えてください。競馬にしてもラグビーにしても野球にしても、何が起こるか分からないのです。たとえは悪いですが、競馬などで輝かしい成績を残して競馬の事故で亡くなった方は英雄に讃えられて、モータースポーツで輝かしい成績を残してモータースポーツをやってる最中に事故死した人は「暴走族だ!」等と批判され、挙句の果てに「こんなものは規制しろ」だの訳のわからんことを言われる。

 

昔の3ない運動に近いものですが、今でも校則などで免許を取れないようにして事故が減ったとか訳のわからんことを誇ってますが、事故率は減ってません。乗る人(絶対数)が減っただけで事故率が減るわけ無いです。僕は、二輪も四輪も好きなので、これから先、数年の間に中型二輪や四輪MT免許を取るつもりですが、本来は校則で「免許を取るな」って書くよりは、「免許を習得する際は学校に届け出て、習得した際には定期的に学校の安全講習会に参加すること。それが出来なければ免許は学校で没収する」等と変えるべきです。そうしたら事故率は減るでしょうし、こうしなければ「事故が減った」などとは言えませんよね。よく、「二輪乗りは危険だ」とか「二輪は廃止しろ」等と言ってる論者もいますが、二輪が危険なのでは無く、きちんとした安全教育を定期的に受けないまま乗るので危険なだけです。しかも、二輪に限ったことではなく四輪のほうがむしろ危険な場合だってあるのです。それはケース・バイ・ケースでなんとも言えませんが、いずれにしろ二輪にしても四輪にしてもきちんとした安全教育を定期的に受けなければ危険です。

 

ただ単に二輪が危険だと言ってるのは恐らく個人的に嫌いだからだと思いますが、それは個人的な理由であって、それがまかり通るなら二輪が好きな人には乗る権利があるはずですよね。

 

話が逸れましたが、何が言いたいかというと日本における自動車や単車のイメージは払拭したいですね。

 

 

長文でしたが、読んでいただきありがとうございました。